卒業生が来てくれました

先日、当スクールに通っている高校生から

卒業生に進路相談をしたいという要望があり、

先週土曜日にささやかながら進路相談会を開催致しました。

 

卒業生にとってスクールがどのような存在だったのか、

今日はここで少しシェアできればと思います。

 

当日来てくれた1期生のYさんは現在、

T大学の大学院に通いながらベンチャー企業で正社員として働いているとのこと。

 

彼女のご家庭には “英語とピアノは絶対に続ける” という

確固たる一つの軸があったそうです。

中学受験することが決まっても尚その軸はぶれず、

小学校低学年で塾に通い始めるこどもも増えている中

エレメンタリーの5年生までファーストステップに通い、

いま丁度スクールの小学生が行っているロスサマーキャンプにも3年間参加し

たそうです。

 

志望校の受験に向けて、先生にエッセイの添削をしてもらっていた時期もあり、

無事合格し入学した後も、英語はかなりのアドバンテージになったと話してくれました。

 

スクール生活を振り返ると、“勉強しに来ている”と思ったことはなく、

“ただただ新しいことを知りに来ていた”そうです。

「光合成」という言葉を習う前に“photosynthesis”の仕組みを知り、

「水・金・地・火・木・・・」と唱える前に“Mercury, Venus, Earth…”を学んだので、

学校でそれらの名前を習う時には既に幅広い知識があったと話していました。

 

また学び方について、

ただ座学で学ぶだけの授業ではなく、それを使ったあらゆる【体験】を通して

【楽しみながら】身につけたので

そういうものほど今でも忘れず覚えていると話していました。

特に、英語で歴史を学んだあとにみんなで劇をしたのが記憶に残っているようです。

 

“英語で話している時の自分が好き”というお話もありました。

大きくなって英語を始めてからではなかなかつかめない

英語独特のニュアンス・スピード・ポーズ・リズム等はスクールで自然に得たもので、

日本語で話している時のアイデンティティと

英語で話している時のそれが全く違うのは自分でも自覚があり、

周りからもそのように言われるそうです。

 

これは、いま通っている小さな子供たちを見ていても感じることなので、

バイリンガルとして育った人の特徴なのでしょうか。

 

大人を見ていても、日本語を話している時に比べると、英語を話している時の方が

ジェスチャーや表情の動きが大きくなっていたりするように感じることがあります。

日本語もそうですが、言語にはその言語でしか表現できない特有のものがあるので、

外国語を習得するということは自分の新しい一面を獲得することにつながるのかもしれません。

 

世の中のグローバル化は今後さらに進んでいくと思いますが、

その中で、複数の表現力や、コミュニケーションの取り方が出来るということは

大きな武器になりそうですね!

 

 

今回の相談会では、進路だけに関わらずいろいろなお話を聞くことができました。

卒業生のYさん、ありがとうございました♪

今後の更なる活躍に期待しています。

 

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.(当ブログのテキスト・画像のSNS等への無断転載・複製を固く禁じます。)

 

 

 

 

error: Content is protected !!